「建築系ラジオを聴いたのが初めてであったこともあり、活動がいかなるものなのかも知らないまま、たたき台にあげること自体が間違っていたのかもしれない。
しかし、昨今のコンペでよく見られる表現が、実作へと場を移動することで、かなりのギャップを内包してしまっていることを指摘できたことは、ラジオ配信の最も重要なことであったと思う。だからこそ、コンペ作品の想像力と、優秀者の模倣のような作品が溢れかえっている現況についての考察をもう少し聴けたらと思った。ネット空間での活動が、盛んになるにつれて、学生の立場からも言論に参加できることは良いことではあるが、コントロールしきれないところで、模倣を増幅してしまうこと(模倣を増幅させてストリームを形成したり亜流を形成することが目的ならばそれでよいのだけど)の危険性に問題を感じている。」以下、こちらにて。