「裁判で飛び交うボロクソ意見は、自分に降り掛かった場合を考える
と身の毛もよだつ怖さを感じます(笑)。でも、厳しいご意見は、
皆さんの愛情と受け止めることができます。
なんの興味もないと、かえって無視されると思いますので、ラジオ
で取り上げられたことにより制作者はより、現実的な行動を意識し
て行動できるようになると思います。陰口でほったらしにされた方
が、同じ手法を繰り返してしまって、優秀なのに(五十嵐さんが評
価していた時もあるので、そうだろうと思います。)つぶれてしま
うと思います。この作品が、建築界の問題を代表してくれたという
意味では、あとの似た事をやっている方達も胸にグサッときたでし
ょうから大問題としてあつかって正解だったと思います。一身に酷
評を背負った制作者の方々は、強くなれると思います。
一方的に判決を言い渡すのではなく、土俵に上がってこいと、山田
さんが促しているのもいいと思います。最初から制作者を招いて収
録すると、多少言いたい事が言いにくかったりする場合もあるでし
ょうから。まずは、受け手の現実的な反応を突きつける。そして、
制作者はそれを受け止めて、経験にする。ハッキリと言ってもらっ
た方が「今に見ていろ〜次はやったるで〜」と奮起するはずです。
仕事として制作していると、次があるかどうかは怪しくなるのです
が・・・。
日本男児なら、受けてたって欲しいですね。いや、学校の課題出す
のがやっとの僕がエラそうに言うのは、なんなんですけど・・・。
プレゼンが上手だとのことですが、現実とかみ合っていないという
ことを考えると、受験勉強や塾を想起しました。希望の学校に入っ
たら、はい、おしまい!という目標の受験勉強は、効率が良いでし
ょうけど、あとで役に立たないですからね。目標が、プレゼンに勝
つということに、制作者の心理として気が付かないうちにすり替わ
っていったのかもしれません。建築の提案は、竣工後に建築がどう
振る舞うかが大切でしょうから。
ちらっと越後妻有アートトリエンナーレのホームページを見たので
すが、どうやら、9月にパフォーマンスをして完成される作品のよ
うですね。白い布のアップリケも、来場者が参加して縫い付けてい
くもののようです。「pop-up-tokyo」さんのブログをみると、白い
布の部分を全てアッピリケで埋め尽くす予定のようです。
つくるのは難しく、できたものにケチつけるのは簡単ですが、結構
高いお金を払って見に行っているので、この作品はキビシいですね。
参加者と共に作品をつくるコンセプトであれば、公開するタイミン
グも作品の完成度を高める手法として選んでよかったかもしれませ
ん。9月のパフォーマンスまでは、黒幕なんかをかけておいて、パ
フォーマンスの時に公開をすると・・・。で、白い布は、コタツと
して完成した場所につけずに、壁にたらしておいて「布をお好きな
形に切って、お好きな場所に貼付けてください」という制作者のコ
メントをビデオで流しつづけておくとか。アップリケ貼付けに参加
した人達がリピータとなってパフォーマンスを見に来る確立も高く
なります。
未完成のものを未完成のまま公開したのがそもそも問題になってし
まったのかなという気がします。ハードだけの提案ではなく、ソフ
ト面も考えないと参加型の作品は難しいですね。
それにしても、SANAA系、石上純也さん系の作品の怖さを思い知り
ました。僕はポエム系と勝手に読んでいますが、シンプルなだけに、
洗練されていないと伝わらないですね。順番に余計なものをそぎ落
とした結果が表れていないと説得力がないのですから。結果だけを
真似る怖さを思い知りました。提案に行き詰まると、無意識でも、
どこかで見た事ある提案をしている自分にたまに気づきます。周り
にながされない強さが必要ですね。そういう意味では、アート系の
大学を選んでよかったのかなと思っています。
「pop-up-tokyo」さん、でてくるか楽しみです。
送信日:2009/8/18
---------------------------------------------------
氏名:武智仁志(たけちひとし)
所属:京都造形芸術大学 通信教育部
年齢:36歳
性別:男
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」
と身の毛もよだつ怖さを感じます(笑)。でも、厳しいご意見は、
皆さんの愛情と受け止めることができます。
なんの興味もないと、かえって無視されると思いますので、ラジオ
で取り上げられたことにより制作者はより、現実的な行動を意識し
て行動できるようになると思います。陰口でほったらしにされた方
が、同じ手法を繰り返してしまって、優秀なのに(五十嵐さんが評
価していた時もあるので、そうだろうと思います。)つぶれてしま
うと思います。この作品が、建築界の問題を代表してくれたという
意味では、あとの似た事をやっている方達も胸にグサッときたでし
ょうから大問題としてあつかって正解だったと思います。一身に酷
評を背負った制作者の方々は、強くなれると思います。
一方的に判決を言い渡すのではなく、土俵に上がってこいと、山田
さんが促しているのもいいと思います。最初から制作者を招いて収
録すると、多少言いたい事が言いにくかったりする場合もあるでし
ょうから。まずは、受け手の現実的な反応を突きつける。そして、
制作者はそれを受け止めて、経験にする。ハッキリと言ってもらっ
た方が「今に見ていろ〜次はやったるで〜」と奮起するはずです。
仕事として制作していると、次があるかどうかは怪しくなるのです
が・・・。
日本男児なら、受けてたって欲しいですね。いや、学校の課題出す
のがやっとの僕がエラそうに言うのは、なんなんですけど・・・。
プレゼンが上手だとのことですが、現実とかみ合っていないという
ことを考えると、受験勉強や塾を想起しました。希望の学校に入っ
たら、はい、おしまい!という目標の受験勉強は、効率が良いでし
ょうけど、あとで役に立たないですからね。目標が、プレゼンに勝
つということに、制作者の心理として気が付かないうちにすり替わ
っていったのかもしれません。建築の提案は、竣工後に建築がどう
振る舞うかが大切でしょうから。
ちらっと越後妻有アートトリエンナーレのホームページを見たので
すが、どうやら、9月にパフォーマンスをして完成される作品のよ
うですね。白い布のアップリケも、来場者が参加して縫い付けてい
くもののようです。「pop-up-tokyo」さんのブログをみると、白い
布の部分を全てアッピリケで埋め尽くす予定のようです。
つくるのは難しく、できたものにケチつけるのは簡単ですが、結構
高いお金を払って見に行っているので、この作品はキビシいですね。
参加者と共に作品をつくるコンセプトであれば、公開するタイミン
グも作品の完成度を高める手法として選んでよかったかもしれませ
ん。9月のパフォーマンスまでは、黒幕なんかをかけておいて、パ
フォーマンスの時に公開をすると・・・。で、白い布は、コタツと
して完成した場所につけずに、壁にたらしておいて「布をお好きな
形に切って、お好きな場所に貼付けてください」という制作者のコ
メントをビデオで流しつづけておくとか。アップリケ貼付けに参加
した人達がリピータとなってパフォーマンスを見に来る確立も高く
なります。
未完成のものを未完成のまま公開したのがそもそも問題になってし
まったのかなという気がします。ハードだけの提案ではなく、ソフ
ト面も考えないと参加型の作品は難しいですね。
それにしても、SANAA系、石上純也さん系の作品の怖さを思い知り
ました。僕はポエム系と勝手に読んでいますが、シンプルなだけに、
洗練されていないと伝わらないですね。順番に余計なものをそぎ落
とした結果が表れていないと説得力がないのですから。結果だけを
真似る怖さを思い知りました。提案に行き詰まると、無意識でも、
どこかで見た事ある提案をしている自分にたまに気づきます。周り
にながされない強さが必要ですね。そういう意味では、アート系の
大学を選んでよかったのかなと思っています。
「pop-up-tokyo」さん、でてくるか楽しみです。
送信日:2009/8/18
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氏名:武智仁志(たけちひとし)
所属:京都造形芸術大学 通信教育部
年齢:36歳
性別:男
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