2009年9月アーカイブ

通称「こたつ問題」を決着させるための討議(その1)。建築系ラジオの「欠席裁判」と名付けられた回の配信をきっかけに、ある「作品」とそれを伝える「メディア」のあり方をめぐって、2009年8月以降、ブログやTwitterを中心に様々な議論が巻き起こった。その中には建築系ラジオとそのメンバーへの批判も含まれる。この問題は建築会館における、第4回カルチベートトーク「アーティストの彦坂尚嘉さんと語る、こたつ問題1970〜2009/建築と美術のあいだ」の中で、総括的に討議されることとなった。沈黙を保っていた当事者であるpop-up-tokyoからは、最後に非公式という形ながらもメッセージが届いた。そして彦坂尚嘉氏は、前日の情報漏洩問題を謝罪するとともに、現代美術の文脈においても、今回の作品を位置づける。Twitterによる実況+会場外からのコメント、ustreamやstickamによる映像配信も加わった、複合メディア的実験イベントでもあった(2008年9月28日、建築会館会議室にて)。

第4回カルチベートトーク
聴く: 第4回カルチベートトーク(1)「pop-up-tokyoからの非公式メッセージ/彦坂尚嘉レクチャー」
(MP3形式、30.2MB、44分02秒)

出演者:彦坂尚嘉+五十嵐太郎+松田達

関連URL:
第4回カルチベートトーク用公開ページ
10+1 web site上の建築系ラジオr4にて、下記3本が配信されました。

全体討議 東京論──新しい地形としての東京5
全体討議 東京論──新しい地形としての東京5「ディスカッション 都市を所有する」
山中新太郎+杉浦久子+石川初+コアメンバー

Archi-TV2009 1
Archi-TV2009とは何か?
ArchiTV2009実行委員会メンバー+松田達

Archi-TV2009 2
アーキメンバーが語る1/1のリアル
ArchiTV2009実行委員会メンバー+松田達
五十嵐淳さんや松岡恭子さんを交えて、みちのくシリーズ再び。日本建築学会大会(東北)の後、仙台のいろは横町にて収録が行われました。松屋銀座店で10月から開かれる五十嵐淳さんと松岡恭子さんの二人展について、鈴木茜さんからはイラストを描いたという建築「就活」本について、また建築ノート編集の登尾未佳さんからは最新号について、それぞれお知らせがあった後、山田幸司さんが五十嵐淳さんに切り込みます。その結果、山田幸司さんと南泰裕さんが五十嵐淳さんの事務所にオープンデスクに行くことに?!(2008年8月28日、仙台の壱弐参(いろは)横丁ゆきむらにて)。

みちのくシリーズ
聴く: みちのくシリーズ「五十嵐淳さん再び」
(MP3形式、23.8MB、34分38秒)

出演者:五十嵐淳+松岡恭子+登尾未佳+鈴木茜+山田幸司+南泰裕+五十嵐太郎

関連URL:
松屋銀座店イベント情報(五十嵐淳×松岡恭子二人展)
五十嵐淳さんのBlogにおける記事五十嵐淳建築設計
建築学生の「就活」完全マニュアル南洋堂書店
建築ノート一覧エクスナレッジ
建築系ラジオの兄貴分、椙山女学園大学の村上心先生に、教え子たちが集中砲火の質問攻め。女子学生から先生への非常に答えにくい質問に対し、村上先生はいかに答えるのか。南さん、山田さんからも様々な質問が。しかしペースは次第に村上先生の側に・・・。答弁は完璧という村上先生を、学生たちはいったい攻略できるのか。静岡の浜名湖近辺で行われた三大学合同ゼミ旅行での収録。ガールズトークです(2009年9月4日、浜名湖のソルティレイクサイドにて)。

建築系ガールズトーク
聴く: 建築系ガールズトーク「村上心先生への10の質問」
(MP3形式、18.7MB、27分10秒)

出演者:村上心+南泰裕+山田幸司+相田奈保子+小澤絵梨+長谷川朱美+菅井美帆
2009年9月28日に、日本建築学会の第4回カルチベートトーク「アーティストの彦坂尚嘉さんと語る、こたつ問題1970〜2009/建築と美術のあいだ」にて、彦坂尚嘉さんによるレクチャーと、通称「こたつ問題」に関する討議があります。

なお、この討議の間、twitterを用いた実況中継や、リアルタイムの質問を受け付ける予定です。twitterコメントに、#kotatsuというハッシュタグをつけて頂ければ、コメントがグルーピングされ、同一ページにて、それらのコメントを見ることができるようになります。カルチベートトーク中、このハッシュタグがついたものは、会場でも見ることができるような形になる予定です。

当日の議論を深めるために、実況中継と映像配信を見ることのできるページを用意しています。

イベントの詳細は、上記リンク先か、下記をクリックしてください。

kamata@aij.or.jp" target="_blank">聴く:第4回カルチベートトークにて、「こたつ問題」に関する討議があります
[お知らせ:10+1website上の建築系ラジオr4から9月24日に配信予定の下記ファイル、内容的に速報性の求められるファイルであるため、一週間先行して、当サイトから配信することになりました。]
この秋、日本建築学会文化週間学生ワークショプArchi-TVが、田町の建築会館にて行われます。10月10日から11日にかけて2日間かけて行われ、24時間耐久ワークショップもあります。4月後半から半年にわたって今年のテーマや企画内容について議論を重ねてきた、学生実行委員会のメンバーに、ArchiTV2009の概要についてお話し頂きました 。告知内容の全体が網羅されています(2009年9月12日、田町の建築会館会議室にて)。

Archi-TV2009「建築道-1/1のリアル-」
聴く: [先行配信] Archi-TV2009告知版「Archi-TV2009とは何か?」
(MP3形式、13.4MB、19分27秒)

出演者: ArchiTV2009実行委員会メンバー+松田達(建築文化事業委員会委員)

ArchiTV2009実行委員会メンバー
- 村山圭(東京理科大学 修士1年)[代表]
- 越光晋(横浜国立大学 Y-GSA 修士1年)
- 御供秀一郎(横浜国立大学 Y-GSA 修士1年)
- 竹村雄一(千葉大学 修士1年)
- 酒井麻央(千葉大学 修士1年)
- 下大薗将人(日本大学 修士1年)
- 三橋正典(日本大学 研究生)
- 北見友太(国士舘大学 修士1年)
- 栗生えりな(東京大学 3年)

関連URL
ArchiTV2009 HP
Archi-TV2009 twitter
Archi-TV2009 tumblr
Archi-TV2009 blog

PDF資料(9/18 内容改訂版に差し替え)
学生ワークショップ2009 Archi-TV 2009 「建築道-1/1のリアル-」
10+1 web site上の建築系ラジオr4にて、下記3本が配信されました。

全体討議 東京論──新しい地形としての東京4
東京を擦る──スクラッチ・ザ・アーバンサーフェース
石川初+杉浦久子+山中新太郎+コアメンバー

テーマ討議 坂倉準三展をめぐって3
日本的なるものへの意識──坂倉準三と美学
大村理恵子+天内大樹+五十嵐太郎+南泰裕

テーマ討議 坂倉準三展をめぐって2
家具から都市へ──坂倉準三の仕事
大村理恵子+天内大樹+五十嵐太郎+南泰裕
なぜ建築学科に進むのか?静岡の浜名湖にて、椙山女学園大学、国士舘大学、大同大学による三大学合同ゼミが開かれた。湖畔にあるペンション「ソルティレイクサイド」にて、村上心先生、南泰裕先生、山田幸司先生の三先生が、自分が建築学科を選んだ経験を学生に話します。なぜ建築学科を選んだのか、どうしてこれほどハードな建築の仕事をやっているのか、そして建築を仕事をしてやっていくことの意味とは何なのか。緩いようで深い、三人の先生による建築系人生論(2009年9月4日、浜名湖のソルティレイクサイドにて)。

建築家になる方法
聴く: なぜ建築学科に進むのか?「人生は第二志望で決まる」
(MP3形式、17.1MB、24分52秒)

出演者:村上心+南泰裕+山田幸司+長谷川朱美(椙山女学園大学)+菅井美帆(椙山女学園大学)

hamanako.jpg
浜名湖三大学合同ゼミの集合写真
10+1 web site上の建築系ラジオr4にて、下記1本が配信されました。

テーマ討議 坂倉準三展をめぐって1
建築展と資料保存──二つの「坂倉準三展」から
大村理恵子+天内大樹+五十嵐太郎+南泰裕
10+1 web site上の建築系ラジオr4にて、下記1本が配信されました。

全体討議 東京論──新しい地形としての東京3
東京を漕ぐ──チャリーディング・ノーテーション
杉浦久子+杉浦研究室+山中新太郎+石川初+コアメンバー
隠された山田幸司さんの過去が、いま明らかに。長く勤めた設計事務所を退社した若き山田幸司は、あるとき家族を日本に残し、単身イギリスへと向かう。目指すはロンドンのAAスクール。建築家を目指す世界の誰もが知る、有名な建築学校である。その面接会場にて、山田は面接官に衝撃的な言葉を吐いてしまう。しかし、その言葉が意外な結果を生み、数奇な外国放浪生活がはじまる。語学に苦しみながらも、多くの外国人と友情を結んだ山田は、ある晩クラブで一人の美しいスイス人女性と出会う・・・。山田幸司の半生を振り返るシリーズ、波乱万丈の第二部突入。ここまで言っちゃう?ノーカット版です。越後妻有特集番外編でもあります(2009年8月10日、越後妻有川西エリア銀河荘にて)。

建築家になる方法
聴く: 山田幸司はどうやって建築家になったのか?(第2部-外国放浪編)
(MP3形式、18.7MB、27分15秒)

出演者:山田幸司+木村静+松田達
10+1 web site上の建築系ラジオr4にて、下記2本が配信されました。

全体討議 東京論──新しい地形としての東京2
東京を潜る──アンダーグラウンド・コラージュ・シティ
山中新太郎+山中研究室+天内大樹+南泰裕+山田幸司+松田達

青井哲人インタヴュー
台湾〜東京 都市論の新しい展開へ向けて
青井哲人+川尻大介+たかぎみ江+南泰裕+松田達
夏のオープンデスクで事務所に来ていた学生の最終日のお別れ会にて、二週間の研修を終えた感想や、最近の建築界で感じることなどについて、自由に語ってもらいました。オリジナルとコピーの問題から、プライベートとオフィシャルの問題まで、3人の学生とのぶっちゃけトークです。1時間を大幅に越えるこれまでで最長のコンテンツですが、議論の内容はしっかりしているので、そのまま配信します。ここまで学生が主役になったコンテンツは初めてかもしれません。25分頃から、ある問題に焦点を絞って話をしています(2009年8月30日、松田達建築設計事務所にて)。

松田事務所の日常
聴く: オープンデスク学生との本音トーク「夏のオープンデスクを終えて」
(MP3形式、38.4MB、1時間23分57秒)

出演者:松田達+角田博由起(呉工業専門学校)+亀田浩平(新潟大学)+多田啓太郎(千葉大学)
越後妻有トリエンナーレの合同ツアー(アート・スタディーズ+建築系ラジオ)、一日目終了後のトーク。美術と建築だけでなく様々な分野のツアーメンバーが、異種格闘技戦的に訪れた作品について語りました。下記の作品について触れています。R&Sie建築事務所《アスファルト・スポット》、原広司+アトリエ・ファイ建築研究所《越後妻有交流館「キナーレ」》、武蔵野大学 水谷俊博研究室《アーチの森 2009》、杉浦久子+杉浦友哉+昭和女子大学杉浦ゼミ《雪ノウチ》、福屋粧子《森のひとかけら》、ビリ・ビジョカ《田麦の本》、彦坂尚嘉《フロアーイベント 2009》、加治瑞穂《(Re-Analemma) ←White hole→》、大久保英治《水を考える部屋》(2009年8月9日、越後妻有松之山エリア「三省ハウス」にて)。

越後妻有アートトリエンナーレ
聴く: 越後妻有トリエンナーレ特集「異種格闘技戦的作品論」
(MP3形式、34.7MB、50分30秒)

出演者:彦坂尚嘉(美術家)+原田裕規(武蔵野美術大学)+田邊寛子(まちづくりコンサルタント)+玉田俊雄(アート・コンサルタント)+太田丈夫(美術研究家)+山田英久(映画プロデューサー)+秋本珠江(美術家)+田嶋奈保子(美術家)+中川晋介(アーティスト)+小池美津貴(立教大学)+高橋勝三(映画関係)+吉川彰布(東北大学五十嵐研究室)+木村静(フリーメディア活動家)+市川紘司(東北大学五十嵐研究室)+三橋倫子(照明設計)+五十嵐太郎(建築批評家)+山田幸司(建築家)+松田達(建築家)

関連URL:
越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭 2009

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