2008年9月アーカイブ

京都の建築学生2人が主宰しているらしい、 建築結社YSSK TIMEが、建築系ラジオを応援してくれています。2007年のスタートで、2006年からのarchi-radioに続く、建築系音声番組の別の試みです。 第25回目ト ピックは、「建築系ラジオ(ジャック松田の建築ラプソディ)感想」で、全国初の建築系ポッドキャストによる建築系ポッドキャストへの感想が配信されていま す(正確にはまだポッドキャスト対応ではないようですが、ダウンロード可能です)。いろいろな感想をいただき、ありがとうございます。建築系ラジオは、 YSSK TIMEを応援しています。
アーティスト・美術批評家の彦坂尚嘉さんにインタビューしました。《皇居美術館空想》と、そこからの展開である《帝国美術館空想 》について。2001年のマンハッタン島に、世界中の超一流美術品が集結する超巨大美術館を空想するという作品です。 聞き役は五十嵐太郎と松田 (2008 年9月3日、横浜みなとみらい・運河パーク内「イエノイエ」にて)。

この人に聴く
聴く:彦坂尚嘉インタビュー「《帝国美術館空想》について」
(MP3形式、5.65MB、16分28秒)

関連URL:彦坂尚嘉の41流アート

09B: 第2回「石井和絋について」

山田幸司さんが学生に向けてポストモダンを紹介します。第2回目は師匠である石井和紘さんについて。54の秘密、直島の建築、ロバート・ヴェンチューリとの関係など、いくつもの側面から迫ります。最近の直島しか知らないという方はぜひお聞きください。聞き役として、広島の建築学生、小野育雄さん、南泰裕さん、新堀学さんら。司会は折口麻美さん(2008年9月18日、広島女学院大学にて)。

山田幸司の「説教するダイハード・ポストモダン」
聴く:第2回「石井和絋について」

(MP3形式、6.64MB、19分21秒)

09A: 「広島建築論」

参加メンバー:レギュラー陣+小野育雄さん+小林文香さん+佐藤慎也さん+新堀学さん他 広島の建築学会にあわせて、広島建築論を公開収録しました。広島建築に特徴はあるのか?フラットネス、ゲニウス=ロキ、軽軽などのキーワードがあがっています。今後、地方と建築を考えるというシリーズ化がなされかもしれません。広島女学院大学の小野育雄先生、小林文香先生らに加わっていただいています (2008年9月18日、広島女学院大学にて)。

テーマ討議
聴く:「広島建築論」

(MP3形式、7.87MB、22分56秒)
建築専門書店南洋堂の店主である荒田哲史さんによる本の紹介コーナーがはじまりました。今回は、『昭和モダン建築巡礼 東日本編』(磯達雄 文/宮沢洋 イラスト、日経BP社 )を取り上げて頂きました。ほとんどの建築本を見ている荒田さんが一押しする、お勧めの一冊です。五十嵐さん、南さんもコメントしています (2008年8月22日、南洋堂N+ギャラリーにて)。

南洋堂店主荒田哲史の「今月の一押し本!」
聴く:『昭和モダン建築巡礼 東日本編』
(MP3形式、6.34MB、9分15秒)


『昭和モダン建築巡礼 東日本編』


さらに詳細な画像がこちらにあります

関連URL:南洋堂書店

08B: 第1回「はじまり」

南泰裕さん新コーナー第一回目。建築と哲学を主題に、南泰裕が建築の学生に向けて語ります。「はじまり」と「建築」にはどのような関係があるのか。南さんが、ギリシャ哲学にまでさかのぼって、建築の根源を紹介します。建築学生必聴の一回です(2008年8月10日、新宿サザンタワーのカフェにて)。

南泰裕のアーキソフィア
聴く:第1回「はじまり」
(MP3形式、13.0MB、19分03秒)
参加メンバー:レギュラー陣+荒田哲史さん+井坂幸恵さん+ぽむ平塚桂さん+有田泰子さん他
建築系ラジオの可能性について、さらに今後の具体的な方向性が明らかになります。南さん大激怒、会場大混乱からのスタートです。視覚に対する聴覚、社会運動として(の/ではない)可能性、地方との関係など、建築系ラジオの位置づけが明らかに。また今後の新しいコーナーの企画についてもこの場で議論されています。そして幻のあの企画はどこにいってしまうのか?などなど。盛りだくさんの最終回です (2008年8月22日、南洋堂N+ギャラリーにて)。

全体討議「建築メディアはどうなっているのか?」(05/05)
聴く:その5「建築ラジオの可能性を考える(後半)」
(MP3形式、12.6MB、18分24秒)
石上純也による日本館設営の状況のレポートです。現地で作業を手伝っている、チーム泥と呼ばれた三人組(植松、江野、市川)と、館内でドローイングを描いた鈴木という五十嵐研究室の四名の学生に、五十嵐さんが現場の状況を聞きました。ひたすらすさまじい作業が続いているようです (設営最終日の2008 年9月9日現地時間午前1時、ヴェネツィアの宿にて)。

現地レポート
聴く:ヴェネツィア・ビエンナーレ最新現地レポート
(MP3形式、9.70MB、14分08秒)

07B: 『鳥の巣』について

五十嵐太郎さんが『鳥の巣』について、上映会後に語りました。北京オリンピックにおいてヘルツォーク&ド・ムーロンが設計したスタジアム「鳥の巣」とその映画をめぐって、さまざまな視点から語られています(2008年8月30日、仙台のチネ・ラヴィータにて)。

五十嵐太郎が語る
聴く:『鳥の巣』について
(MP3形式、20.9MB、30分30秒)
参加メンバー:レギュラー陣+荒田哲史さん+井坂幸恵さん+ぽむ平塚桂さん+有田泰子さん他
これまで討議してきたような状況のなかで、建築系ラジオはではどのような可能性を持っているのか。パイロット版を聴かれた方からの感想の紹介や、今後の展開の方向性など。また、すでに幻となった2部についても言及していています (2008年8月22日、南洋堂N+ギャラリーにて)。

全体討議「建築メディアはどうなっているのか?」(04/05)
聴く:その4「建築ラジオの可能性を考える(前半)」
(MP3形式、9.42MB、13分43秒)
今年の9/13から11/30まで横浜で開かれる横浜トリエンナーレで展示される 「イエノイエ・プロジェクト」について、設計者の平田晃久さんに、お話を伺いました。完成直前のインフォメーションセンター「イエノイエ」の中でお話を伺っています。聞き役は五十嵐太郎と松田 (2008年9月3日、横浜みなとみらい・運河パーク内「イエノイエ」にて)。

インタビューコーナー
聴く:平田晃久インタビュー「イエノイエ・プロジェクトについて」
(MP3形式、11.8MB、17分16秒)

関連URL:イエノイエ
南泰裕さんによる新コーナーがついにはじまりました。建築と哲学を主題に、南泰裕が建築の学生に向けて語ります。建築と哲学はどうやって交わるのか?なぜ設計に哲学が必要なのか?今後の展開を予告する第0回です。聞き役として3人の建築を学ぶ学生も参加しています(2008年8月10日、新宿サザンタワーのカフェにて)。

南泰裕のアーキソフィア
聴く:第0回「建築と哲学(予告編)」
(MP3形式、11.2MB、16分23秒)
参加メンバー:レギュラー陣+荒田哲史さん+井坂幸恵さん+ぽむ平塚桂さん+有田泰子さん他
マイクロメディアの発達により地方からの情報発信が容易になってきた。地方発のメディアが増えることで、都心と地方の関係が変わってくるのかもしれない。名古屋で活躍する山田さんを軸に議論が進む (2008年8月22日、南洋堂N+ギャラリーにて)。

全体討議「建築メディアはどうなっているのか?」(03/05)
聴く:その3「地方からの情報発信」(基調報告3--山田幸司「名古屋、地方とメディアの状況」)
(MP3形式、13.5MB、19分43秒) 
 
討議中に語られる「『建築ジャーナル』の創刊時期のずれ」については 事情がやや複雑なので、『C&D』との関係とともに補足しておく。『建築ジャーナル』は、1964年に創刊された『中部建設通信』が前身である。1970年に『中部建築ジャーナル』と改称、1988年に『建築ジャーナル』となり、翌89年から全国版として出版されている。(途中、1980年に社名を企業組合建築ジャーナルと改称した)。つまり、『中部建築通信』までさかのぼれば44年、『建築ジャーナル』というタイトルになってからは 20年経つことになる。なお、『C&D』は、『建築ジャーナル』の創設者である杉浦登志彦が別に主宰していた団体「名古屋CDフォーラム」を主体とし、杉浦が代表だった『中部建設通信』(現在の『建築ジャーナル』)を版元として、1969年に発行された雑誌である。以後、同じ出版社が二つの雑誌を出していたことになるが、1980年代後半に『C&D』は別会社として独立し、建築ネタを扱う『建築ジャーナル』と文化ネタを扱う『C&D』はそれぞれ別の版元から発行されることとなった。(建築ジャーナル:山崎泰寛)

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