2008年12月アーカイブ

建築系ラジオの忘年会をコアメンバーの4人、五十嵐太郎南泰裕山田幸司松田達で行いました。2008年8月8日の初配信以前の企画案からのほぼ半年を振り返りつつ、2009年の展望と抱負を考えます。2009年に出てもらいたい人、またやってみたい企画の提案などをそれぞれが挙げています。ダメもとで、ものすごい大物の名前も。そしてご指名も。また新たな企画も。たった数ヶ月で様々な展開を一応は遂げることのできたのも、聴いて頂いている皆さんに様々な反応を頂いたおかげです。またご協力頂いた方々に深く御礼申し上げます。皆さまどうもありがとうございました。そして、2009年もまた問題を起こすかもしれませんが、建築系ラジオをどうぞよろしくお願いいたします。皆さん、どうぞよいお年をお迎えください(2008年12月7日、渋谷の九州料理屋にて) 。

テーマ討議
聴く:建築系ラジオ忘年会「2009年の展望を考える」
(MP3形式、13.3MB、19分24秒)

建築系ラジオからのお知らせ
建築系ラジオでは、2009年に向け、皆様のご意見などを募集しています。右の「感想・意見・質問を投稿する(プレゼントあり)」に詳細がありますので、ご覧下さい。また出演者なども募集していますので、「各種募集のお知らせ」にて、詳細をご覧下さい。
カリスマ建築ガールズ第5回は、東北大学大学院五十嵐研究室の鈴木茜さんです。自称カリスマ建築ガールズという初の女性。東北大では女王様だという噂。それだけでなく卒業設計日本一展でもファイナルに残った実力派。彼女の好きな建築家は誰か?そしてお説教へ。聞き役は山田幸司さん、佐藤敏宏さん、五十嵐太郎さんです(2008年12月2日、東北大学五十嵐研究室にて)。

カリスマ建築ガールズ
聴く:第5回「東北大学 鈴木茜さん」
(MP3形式、8.9MB、13分01秒)

関連URL: ひとりごと

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東北大学 鈴木茜さん
橋本憲一郎さんと山中新太郎さんが共編著として書かれた本『「まちづくり」のアイデアボックス』(彰国社)を、著者の橋本さん自身に紹介して頂きました。インタビューをとらせて頂いたのは、発売日当日です。まちづくりの様々な具体例を通して、建築家に何ができるかと問うています。「まちづくりの現場から見出されたアイデア・知恵を再編集し、それにかかわる元気の出る具体例を紹介する。シャッター街に代表される現実に落胆するよりも、視点を変えて動き出すことでまちも人も変わる。建築家としてまちづくりにかかわってきた著者らの体験を24のアイデアに集約した画期的なまちづくりの本。」(2008年12月25日、東京大学生産技術研究所藤井研究室にて)。

著者による本紹介
聴く:橋本憲一郎+山中新太郎 共編著『「まちづくり」のアイデアボックス』(彰国社)
(MP3形式、10.9MB、15分53秒)


『「まちづくり」のアイデアボックス』


関連URL:南洋堂書店
10+1 web site上の建築系ラジオr4にて、下記5本が配信されました。

全体討議 建築国際展とは何か1
国際展の歴史について
暮沢剛巳

全体討議 建築国際展とは何か2
ヴェネチア・ビエンナーレ2008「エクストリーム・ネイチャー」
五十嵐太郎

全体討議 建築国際展とは何か3
バブル期と現在「TRANSFIGURATIONからリスボンまで」
井坂幸恵

全体討議 建築国際展とは何か4
Visions of Japan
山田幸司

全体討議 建築国際展とは何か5
リスボン建築トリエンナーレと横浜トリエンナーレ
平昌子

10+1 web site上の建築系ラジオr4にて、下記2本が配信されました。

ダイハード・ポストモダン 林要次インタヴュー
フランスのポストモダン
林要次+山田幸司+松田達

高橋堅インタヴュー
円環するパースペクティヴ
高橋堅+松田達
美術家の彦坂尚嘉さんが、ブログ彦坂尚嘉の〈第41次元〉アートにて建築系ラジオの討議について触れて下さっています。北川コンテンツの問題についてです。
国士舘大学大学理工学部建築学系のニュースページにて、南泰裕准教授と建築系ラジオの紹介があります。
ゲスト:鈴木晴香(昭和女子大)、天野裕子(筑摩書房)、野口健一(設計事務所勤務)、川瀬純(設計事務所勤務・元北川研)、小坂良子(設計事務所勤務・元北川研)樫原徹(建築家)
コアメンバー:五十嵐太郎、南泰裕、山田幸司、松田達

問題のコンテンツについて討議しました。しばらく配信が保留されていた名古屋工業大学准教授の北川啓介先生による音声ファイルについて、建築系ラジオとして配信すべきかどうかという討議です。出会い系カフェの問題にはじまり、むしろメディアの倫理についても議論しつつ、建築系ラジオの方向性を考えています。建築系ラジオが扱うものはどこまでなのか? その境界はどこにあるのか? その配信責任はどこにあるのか? コアメンバーでもやや意見が分かれつつ、会場の参加者も含めて討議が進みます。その結論はいかに? 五十嵐vs山田、五十嵐vs松田という構図も現れます。その横であくびをする南さん。当該ファイルとあわせてお聞きください(2008年12月7日、代官山モンスーンカフェにて) 。

テーマ討議
聴く:「未公開ファイルについての配信討議」(北川コンテンツについて)
(MP3形式、32.5MB、47分19秒)
建築研究者紹介第2回は、名古屋工業大学の北川啓介准教授です。漫画喫茶から出会い系カフェ研究(?)へという流れについて、最近の興味についてお話頂いています。この内容について、建築系ラジオでは配信すべきかどうかという議論が巻き起こり、その結論が長い間つきませんでしたが、今回、配信の是非についての討議とともに配信することになりました。討議ファイルともあわせてお聞きください。結果として、建築系ラジオの境界線がどこにあるのかと問うています(2008年10月3日、名古屋工業大学にて)。

建築研究者紹介
聴く:第2回「名古屋工業大学 北川啓介先生」(出会い系カフェについて)
(MP3形式、12.8MB、18分38秒)

kitagawa.jpg
コスプレを実践する北川先生

2人のカリスマ建築ガールズ落合由貴さん奥村英里子さんも登場。
ゲスト:基真由美(MAD)、山中新太郎、倉方俊輔、百田有希、大西麻貴ほか
コアメンバー:五十嵐太郎、南泰裕、山田幸司、松田達

コンペについての討議、第五部(最終回)です。武蔵工業大学の手塚研で松之山のコンペのチームに入っていた基真由美さんから当時の経験を、大西麻貴+百田有希さんからコンペに対する考えをお話してもらっています。また五十嵐太郎さんから、ヴェネツィア・ビエンナーレの審査についてのお話を頂きました。誰がどういう案を出してどうなったのか、かなり詳細にお話頂いています。コンペにいかにして勝つのか、様々な意見を聞きながら今回の討議を終わります(2008年10月20日、南洋堂N+ギャラリーにて)。

全体討議「徹底討議、コンペを考える」(05/05)
聴く:その5「コンペの力学を考える」(コンペシリーズ最終回)
(MP3形式、11.0MB、16分00秒)

なお、初ジングルがつきました。
ジングル制作について
10+1 web site上の建築系ラジオr4にて、下記2本が配信されました。

国広ジョージ インタヴュー
ISAIAにて:グローバルに活動する
国広ジョージ+原英嗣+南泰裕

丸山洋志インタヴュー
生きのびるためのコーリン・ロウ
丸山洋志+南泰裕

京都で行われている現代文化レクチャーQuery Cruise(主催RAD)でのラジオ収録2回目。「記憶に残る展覧会」というテーマで、「空間から状況へ」展、「SPACE FOR YOUR FUTURE」展などをとりあげて話をしています。出演はRAD代表の川勝真一さんと受講生の川崎修良さん(京都大学大学院)。インタビュアーは五十嵐太郎。Query Cruiseでは、12月12日、13日に五十嵐太郎さんのレクチャーがある他、南後由和さんと大屋雄裕さんのレクチャーも行われます。受講生受付中だそうです。(2008年11月15日、京都のRAD roomにて)。

建築グループインタビュー
聴く:QueryCruise主催RADインタビュー(後半)「記憶に残る展覧会」
(MP3形式、14.6MB、21分17秒)

関連URL:Query Cruise
福井の学生団体SAKに、金沢でインタビューをしました。2007年に生まれたFITという団体を引き継いで、福井大学、福井工業大学を中心に生まれた団体。FLATとも交流を持ち、また二週に一度の設計会を行う、大学間でトーク・カフェを行うなど、活発に活動しているそうです。若い団体ですが、彼らに話を聞いたのは、地方の大学で建築を学ぶ学生が、ある種共通して抱えている悩みと、その打開のための努力と展望について話してもらいたかったからです。現代表の福田善成さん(福井大学3年)、三好豊恵さん(福井大学3年)、野中裕介さん(福井工業大学3年)、山田寛さん(福井大学大学院修士2年)に話を聞いています。インタビュアーは松田。建築家の吉村寿博さんからもコメントを頂いています(2008年11月8日、金沢のカフェ・パドルにて)。

建築グループインタビュー
聴く:SAKインタビュー「福井での活動と、地方大学がもつ問題について」
(MP3形式、13.6MB、19分49秒)
カリスマ建築ガールズ第4回(ファイル中で言及している回数とは、ずれています)は、名古屋工業大学修士1年の奥村英里子さんに出て頂きました。好きな建築家の話、研究室の話など。聞き役は山田幸司さんと北川啓介さんです( 2008年10月3日、名古屋工業大学にて )。

カリスマ建築ガールズ
聴く:第4回「名古屋工業大学 奥村英里子さん」
(MP3形式、7.2MB、10分32秒)

meikodai.JPG
前列右から二番目が奥村英里子さん
後列が北川啓介先生

関連URL: Eriko
ゲスト:平塚桂(ぽむ企画)、山中新太郎
コアメンバー:五十嵐太郎、南泰裕、山田幸司、松田達

コンペについての討議、第四部です。まず、ぽむ企画の平塚桂さんから、過去に出して負けたアイディアコンペの記録を集めた「ぽむのコンペ負け記録」というファイルについて、当時の状況もふまえて話して頂きました。次に、様々なコンペを審査員側から見てどう見えるのかということを五十嵐太郎さんに話してもらっています。YSSK TIMEのコンペ案についての言及も。応募側と審査側双方からコンペについて意見を交わしています。(2008年10月20日、南洋堂N+ギャラリーにて)。

全体討議「徹底討議、コンペを考える」(04/05)
聴く:その4「どうすればコンペに勝てるのか?」(基調報告--平塚桂、五十嵐太郎)
(MP3形式、16.8MB、24分28秒)

■第四部
基調報告D-1、D-2
-平塚桂(ぽむ企画)「コンペと私、ぽむが負けたアイディアコンペ」
-五十嵐太郎「審査員から見たコンペ」
討議:どうすればコンペに勝てるのか?
南洋堂公開収録プログラムはこちらです(10月25日アップデート)
名古屋の学生団体FLATにインタビューをしました。2002年から活動がはじまっており、建築系学生による団体としては、かなり長い活動で歴史を持つ。名古屋の複数の大学が参加し、次第に世代が変わる。設立の経緯や「しゅうまい」、フリーペーパーなどの様々な活動について。現代表である森田恭平さん(大同工業大学3年)他、澤村桃さん(名城大学2年)、松田孝平さん(大同工業大学3年)、篠本貴之さん(FLAT OB)さんに話を聞いています。インタビュアーは、山田幸司+松田達(2008年11月1日、名古屋のカフェ・パルルにて)。

建築グループインタビュー
聴く:FLATインタビュー「名古屋での活動について」
(MP3形式、15.0MB、21分53秒)

関連URL:FLAT
京都の現代文化レクチャーQuery cruiseを主催しているRAD(代表:川勝真一さん)へのインタビュー。受講していた建築家の長澤浩二さんと組織設計事務所勤務の丸山達郎さんも加え、「記憶に残る雑誌(の特集)」をテーマに話をしています。インタビュアーは五十嵐太郎。Query cruise vol,1は五十嵐太郎の他、南後由和氏、大屋雄裕氏を講師に迎え、来年3月までそれぞれ全5回のレクチャーを予定。現在、受講生受付中という(2008年11月14日、京都のRAD roomにて)。

建築グループインタビュー
聴く:QueryCruise主催RADインタビュー(前半)「記憶に残る雑誌」
(MP3形式、13.7MB、19分53秒)

関連URL:Query Cruise
下記のように、代官山にて建築系ラジオr4の全体討議など公開収録を行います(予定は変更の可能性があります)。場所がら、大体の人数を知りたいため、参加ご希望の方は、お手数ですが、こちらまで、お名前と所属、ご連絡先をお書き添えの上、お申し込み下さい。

「建築系ラジオr4 公開収録in代官山」


<日時>
2008年12月7日(日)

<場所>
モンスーンカフェ代官山(14時半より)

<スケジュール>
ヒルサイドテラスにて「ヨーロッパ・アジア・ パシフィック建築の新潮流 2008-2010」展が開かれています。収録でも触れる予定です。

13:00-14:00 アーキソフィア「空気」収録(場所未定)(参加学生募集中
14:30 モンスーンカフェ代官山店へ
14:30-15:00 五十嵐太郎の建築ブックガイド『斜めにのびる建築』(五十嵐、市川、松田)
15:00-18:00 全体討議収録開始「建築国際展について」

1.建築国際展とは何か?
「国際展の歴史について」
基調報告:暮沢剛巳
2.ヴェネツィア・ビエンナーレ2008
「エクストリーム・ネイチャー」
基調報告:五十嵐太郎
3.バブル期と現在
「TRANSFIGURATIONからリスボンまで」
基調報告:井坂幸恵
4.トリエンナーレほか
「リスボン、横浜、妻有」
基調報告:平昌子
5.企画国際展
「ヴィジョンズ・オブ・ジャパン、ヨーロッパ・アジア・ パシフィック建築の
新潮流など」
基調報告:山田幸司

18:00- 小討議
「未公開コンテンツについて」
18:30- ダイハード・ポストモダン「リチャード・ロジャースby樫原徹」
19:00 終了予定

15B: 第5回「無限、その3」

無限3回シリーズの第3回、1回目は哲学的に、2回目は数学的に無限を考えたのに対して、今回は再び建築に戻って無限との関係を考えます。ジャン・ボードリヤール+ジャン・ヌーヴェル『les objets singuliers--建築と哲学』(鹿島出版会)でジャン・ヌーヴェルの「無限の塔」について書かれた部分を読み、建築の非物質化と無限の可能性などについて考えます。そして建築と無限の接点はどこにあるのか?聞き役の学生は、増田彩乃さん、三好豊恵さん、浜田由美さんの3人。(2008年9月15日、汐留シティセンターのオープ ンテラスにて)。

南泰裕のアーキソフィア
聴く:第5回「無限、その3」
(MP3形式、15.4MB、22分24秒)
ゲスト:倉方俊輔、山中新太郎、大西麻貴
コアメンバー:五十嵐太郎、南泰裕、山田幸司、松田達

コンペについての討議、第三部です。 ここでは歴史的な視点ということで、まず南泰裕さんの方から20世紀における7つの歴史的な有名なコンペを、山田さんからさらに一つ挙げて説明してもらっています。次に建築史家の倉方俊輔さんの方から、戦後日本近代建築におけるコンペ、また京都駅などバブル期のコンペについて振り返って頂いています。そしてコンペでいったいどこにどれだけ力をかけるのか、様々な事例が出てきます。口コミだけの話も。(2008年10月20日、南洋堂N+ギャラリーにて)。

全体討議「徹底討議、コンペを考える」(03/05)
聴く:その3「建築史においてコンペはどのような役割を果たしてきたのか?」(基調報告--南泰裕、倉方俊輔)
(MP3形式、17.2MB、25分06秒)

■第三部
基調報告C-1、C-2
-南泰裕「歴史的なコンペについて」
-倉方俊輔「戦後日本及びバブル期のコンペについて」
討議:建築史においてコンペはどのような役割を果たしてきたのか?
南洋堂公開収録プログラムはこちらです(10月25日アップデート)

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