第48回

山田幸司さんが話した回で、まだ配信していないものがありました。村上兄ィの建築系人生相談、実は山田幸司さんが村上心先生に相談するというヴァージョンです。上がり症で緊張しやすい、という悩みを打ち明ける山田さんに対し、村上先生はどう応えるのか。ある一つの質問から、山田さんの悩みの核心が幼少時代にあったことが明らかになってきます(2009年7月24日、名古屋某所にて)。

ML-村上兄ィの建築系人生相談
聴く: 村上兄ィの建築系人生相談「山田幸司」
(MP3形式、7.5MB、15分41秒)

出演者:山田幸司+村上心
新たな10年間に向けて、2010年の抱負(?)と構想。皇居美術館空想、2年に1度行われてきた「建築と美術のあいだ」第3回目の"マイクロビエンナーレ"、「深川ラボ」での山田幸司遺作「段ボール茶室」展示、気体分子ギャラリーの整備、......博士論文?? 南さんは遅延のメディアとしての建築において、物質性が浮上すると予言。彦坂さんは流通の時代の(したがってすぐに壊されてしまう)建築が、サントームsinthome(症状=創造)の時代の建築になると予言。他者を排除する自我中心の芸術は、施主の欲望をうけてその中に作り手の欲望を滑り込ませる芸術に変わるべきと主張しました。集団ヒステリーのようなウェブに、〈公/私〉が溶解し、人間の原始的な欲望を組み込んだコミュニケーションの形がみえる、という診断。「建築系美術ラジオ」第0回収録シリーズです。(2010年1月4日、彦坂尚嘉アトリエ=藤沢市にて)。

AR-美術系ラジオ
聴く: 建築系美術ラジオ「新春の集い」4
(MP3形式、10.9MB、23分15秒)

出演者:白濱雅也+栃原比比奈+彦坂尚嘉+天内大樹+南泰裕

48A: 血液型建築家論序説

血液型と建築のあいだには何か関係はあるのか?春休みのオープンデスクで集まった学生らの間で、血液型の話題がよく出た。そこで建築に絡ませながら、彼らと血液型について語ってみました。ちょうど4つの血液型すべてが揃ったメンバーでの収録です。不思議なのは、血液型の話はいたるところでされているはずなのに(個人的な経験では学生、社会人を問わず、その話題は特に飲みの席で相当あった)、言説としてはまったく出回らない。このギャップはなにか?今回はたたき台として、多くの反論があることも知りつつ、自由に語るとこうなったという内容を配信してみたい。むしろこれが現状であると。迷信(?)とされる血液型論が建築関係者にも広まっていて大きな問題があるとすれば、この機会にその是非について自覚的に考える人が増えることは、悪くないことだと考えます(2010年3月、松田達建築設計事務所にて)。

*注:今回のファイルでは、血液型をテーマに話しています。血液型の話を聞くことを不快だと感じられる方は、内容を聞かれないようにして頂くか、あらかじめその点ご了解の上、ご視聴をお願いできれば幸いです。ただし、タイトルから誤解があるかもしれませんが、血液型によって建築家を分類したり、こういう傾向があると断定したりする内容では一切ありません。基本的には血液型談義を建築に絡ませて楽しむ内容ですので、その点どうぞご了承下さい。


松田事務所の日常
聴く: 血液型建築家論序説
(MP3形式、10.6MB、22分08秒)

出演者:松田達+笠井勇+近藤隆太+瀧塚寧孝+鍋田莉江+松岡舞

出演者プロフィール
笠井勇(かさい・いさむ)
1983年生まれ。O型。笠井工務店。
近藤隆太(こうどう・りゅうた)
1989年生まれ。AB型。信州大学工学部建築学科。
瀧塚寧孝(たきづか・やすたか)
1989年生まれ。B型。東京大学教養学部。
鍋田莉江(なべた・りえ)
1989年生まれ。B型。信州大学工学部建築学科。
松岡舞(まつおか・まい)
1990年生まれ。B型。豊田工業高等専門学校建築学科。

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