第30回

都市系ラジオ、今回は中島直人さん(東京大学都市工学科助教)に、初の単著『都市美運動──シヴィックアートの都市計画史』についてお話頂きました。中島さんの博士論文をベースにまとめられた同書は、関東大震災後、都市美協会を中心に展開した都市美運動の背景や全体像を、初めて明らかにした著作です。景観法ができ、都市景観に対する意識が高まる中、都市美運動やシヴィックアートの現代的意義についてお話し頂いています(2009年4月17日、銀座の釜飯屋にて)。

都市系ラジオ
聴く: 中島直人インタビュー(前半)「都市美運動をめぐって」
(MP3形式、12.5MB、18分11秒)

出演者:中島直人初田香成+松田達

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中島直人『都市美運動──シヴィックアートの都市計画史』

彦坂尚嘉さんが横浜の住宅展示場の空きスペースに手弁当で行った「回顧展」を拝見しに、再び集まりました。展示するという苦労のリアリティ、彦坂さんの作品の系譜、美術が住宅展示場に並ぶこと、美術作家として活動する厳しさと面白さ、建物の「最期を看取る」アート。東京都現代美術館の「+/-」池田亮司展、東京都庭園美術館「エカテリーナ2世の四大ディナーセット」展、横浜美術館「金氏徹平」展、深川の中華料理店八仙苑「見立て/茄子とトマト」展にも話が及びました。天井という展示空間独特の強み(2009年5月11日、横浜市・中川の居酒屋にて)。[テキスト:天内大樹]

美術系ラジオ

聴く: 美術系ラジオ第6回「アートが生き抜く空間」
(MP3形式、15.7MB、22分56秒)

出演者:彦坂尚嘉天内大樹+五十嵐太郎
南泰裕のアーキソフィア、ダイアローグ編の第4回目です。今回は台湾の猫カフェでの収録。MCを琉球大学准教授の入江徹さんにお願いしています。台湾建築ツアーにて台北、台中、高雄、台南をまわった感想を通じて、台湾と日本の類似点と相違点をテーマに、その写像関係について論じています。また入江さんに、気候的に台湾と近い沖縄について語って頂いています(2009年3月28日、台北の猫カフェにて)。

南泰裕のアーキソフィア
聴く:アーキソフィア・ダイアローグ編 第4回「台湾をめぐって、その1」
(MP3形式、9.3MB、13分34秒)

出演者:南泰裕+入江徹+林はるか+定廣初華

学生プロフィール
(ただし、下記は2008年度の学年になります)
林はるか(名古屋市立大学1年)
定廣初華(信州大学1年)
国士舘大学の教員と学生20名で、ドバイ、カイロ、アレクサンドリアなどをまわりました。国広先生、原先生が、それぞれ旅の意義や感想について述べています。ピラミッドなどの遺跡群やルクソール神殿などの神殿建築、ガーマ・アムルなどのイスラム寺院を巡り、信仰空間やイスラム文化について考えています。参加した学生も、それぞれ様々な感想を持ったようでした(2009年3月18日、エジプト・カイロ最古のイスラム寺院であるガーマ・アムルにて)。

現地レポート
聴く: エジプト、オールドカイロ現地レポート
(MP3形式、12.3MB、17分54秒)

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ガーマ・アムルの中庭

出演者:国広ジョージ+南泰裕+原英嗣+角田知世+高橋アンナ+石原弘之+大日方幸治+松本雅伸

学生プロフィール
(ただし、下記は2008年度の学年になります)
角田知世(国士舘大学修士1年)
高橋アンナ(国士舘大学3年)
石原弘之(国士舘大学2年)
大日方幸治(国士舘大学2年)
松本雅伸(国士舘大学2年)

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