TD-テーマ討議

倉方──これから裏収録、いや本当の収録ということで、ぜひ聞いてみたいテーマがあるんですよね、五十嵐さん。
五十嵐──建築女子について石川「弟」は何を思う? というのを聞きたいなと思います。twitterで「遺憾に思う」って書いてあったよね。
石川──実際、遺憾に思っているわけですけど。何これ? 建築女子トークを俺がするみたいな会なのかな? そもそも僕が問題にしているのは、あの子たちが展覧会をやること自体というよりも、「建築女子」というネーミングはどうだっていう話があるわけですよ。
五十嵐──じゃあ「建築少年」はいいのね?
石川──「建築少年」?
一同──知らないの?!...
(2010年4月18日、twitter討議の後、横浜の某居酒屋にて)(編集部)
TD-テーマ討議
聴く:51A: 建築女子批判?石川翔平が大いに吠える![1/2]

出演者:石川翔平+栗生えりな+入江徹+五十嵐太郎+倉方俊輔+松田達
(MP3形式、15.5MB、32分12秒)


・出演者プロフィール
石川翔平(いしかわ・しょうへい) twitterアカウント @siskw
1982年愛知生まれ。2006年東京工業大学建築学科卒業、2007-2008年スイス連邦工科大学留学、2010年東京工業大学大学院建築学専攻修士課程修了。現在、建設会社勤務。

栗生えりな(くりゅう・えりな) twitterアカウント @ryu_t
1988年生まれ。東京大学工学部建築学科4年。

入江徹(いりえ・とおる) twitterアカウント @keropag
1974年生まれ。建築家。琉球大学工学部環境建設工学科建築コース准教授。横浜国立大学大学院修了。専門は、建築設計・現代建築理論。

・関連リンク
建築女子HP
建築女子展覧会「私たちのアトリエ...女子だけ?!」
南洋堂書店

信州大学の講評会にて優秀賞に選ばれた立松裕規くんのプレゼンテーションと講評です。ユーモアを交えながらも自信たっぷりに発表する姿に大物の兆し?そんな彼に信州大学初の試みとして、正反対の性格を持つゲストクリティーク2人(松田達+新雄太)から二方向の質問が投げかけられます。短時間のプレゼンテーションに対し、形態と論理の関係を攻める松田さんと、パースの出来や素材を攻める新さん。そして、スケールの操作を求める坂牛さん。作品画像はリンク先をご覧下さい。(2010年1月22日、信州大学総合研究棟にて)(編集部)
TD-テーマ討議
聴く:50B: 信州大学設計製図講評会(優秀賞受賞 立松裕規)

出演者:立松裕規+坂牛卓+松田達+新雄太
(MP3形式、27.5MB、15分39秒)

・出演者プロフィール
立松裕規(たてまつ・ゆうき)
信州大学工学部建築学科社会開発工学科建築コース。

坂牛卓(さかうし・たく)
1959年東京生まれ。1983年東京工業大学工学部建築学科卒業(スチュワート研究室)。1985年カリフォルニア大学修士課程修了。1986年東京工業大学建築学専攻修士課程修了(篠原一男研究室)1998年O.F.D.A.associates建築設計事務所共同設立。2005年信州大学工学部社会開発工学科建築コース助教授。2009年信州大学工学部建築学科教授。

新雄太(しん・ゆうた)
1982年生まれ。2006年熊本大学工学部卒業。東京芸術大学大学院美術研究科建築学専攻修了。

関連項目
信州大学工学部建築学科 坂牛卓研究室
当日の様子(2009年後期学部2年設計製図第2)

建築学科の二年生と三年生の間には、どのような違いがあるのだろうか?実は、同じように見えてこの二つの学年は、建築を勉強していく上でとても重要な違いを持っているかもしれない。学校による違いも大きくあるはずですが、南さんはこの時期に「人生の岐路」があるという。春休みのオープンデスクで東京を訪れた3人の学生とともに、リアルな立場からの率直な意見を聞いてみました。一人が三年生(新四年生)、二人が二年生(新三年生)です。南、松田の経験論も加えて、議論が展開していきます(2010年3月22日、渋谷某所にて)。

テーマ討議
聴く: 建築学科の二年生と三年生の間
(MP3形式、12.9MB、26分56秒)

出演者:江野友里恵+鍋田莉江+大山勇人+南泰裕+松田達

出演学生プロフィール
江野友里恵(熊本県立大学新四年生)
鍋田莉江(信州大学新三年生)
大山勇人(信州大学新三年生)

48A: 血液型建築家論序説

血液型と建築のあいだには何か関係はあるのか?春休みのオープンデスクで集まった学生らの間で、血液型の話題がよく出た。そこで建築に絡ませながら、彼らと血液型について語ってみました。ちょうど4つの血液型すべてが揃ったメンバーでの収録です。不思議なのは、血液型の話はいたるところでされているはずなのに(個人的な経験では学生、社会人を問わず、その話題は特に飲みの席で相当あった)、言説としてはまったく出回らない。このギャップはなにか?今回はたたき台として、多くの反論があることも知りつつ、自由に語るとこうなったという内容を配信してみたい。むしろこれが現状であると。迷信(?)とされる血液型論が建築関係者にも広まっていて大きな問題があるとすれば、この機会にその是非について自覚的に考える人が増えることは、悪くないことだと考えます(2010年3月、松田達建築設計事務所にて)。

*注:今回のファイルでは、血液型をテーマに話しています。血液型の話を聞くことを不快だと感じられる方は、内容を聞かれないようにして頂くか、あらかじめその点ご了解の上、ご視聴をお願いできれば幸いです。ただし、タイトルから誤解があるかもしれませんが、血液型によって建築家を分類したり、こういう傾向があると断定したりする内容では一切ありません。基本的には血液型談義を建築に絡ませて楽しむ内容ですので、その点どうぞご了承下さい。


松田事務所の日常
聴く: 血液型建築家論序説
(MP3形式、10.6MB、22分08秒)

出演者:松田達+笠井勇+近藤隆太+瀧塚寧孝+鍋田莉江+松岡舞

出演者プロフィール
笠井勇(かさい・いさむ)
1983年生まれ。O型。笠井工務店。
近藤隆太(こうどう・りゅうた)
1989年生まれ。AB型。信州大学工学部建築学科。
瀧塚寧孝(たきづか・やすたか)
1989年生まれ。B型。東京大学教養学部。
鍋田莉江(なべた・りえ)
1989年生まれ。B型。信州大学工学部建築学科。
松岡舞(まつおか・まい)
1990年生まれ。B型。豊田工業高等専門学校建築学科。
美術家の彦坂尚嘉氏がトリエンナーレと現代美術を語る。司会は木村静。一般に評価は高いが、専門家の評価はそれほどでもない作品が多くある。例えば、クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマ《最後の教室》。なぜ人気があり観客動員できる作品と、本当に良い作品は乖離してしまうのか?越後妻有トリエンナーレの問題にはじまり、名品とは何か、メディアと美術、観光と美術、美術と建築など、戦後日本美術の諸問題を、彦坂尚嘉が独自の視点で分析。越後妻有トリエンナーレの本質に迫る(2009年8月11日、越後妻有津南エリアかたくりの宿にて)。

美術系ラジオ
聴く: 越後妻有トリエンナーレ美術系総括「彦坂尚嘉がトリエンナーレと芸術を語る」
(MP3形式、34.7MB、50分35秒)

出演者:彦坂尚嘉(美術家・美術批評家)+木村静(フリーメディア活動家・フリーアナウンサー)+五十嵐太郎(建築批評家)+太田丈夫(美術研究家)+山田幸司(建築家)

関連URL:
越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭 2009
越後妻有トリエンナーレ《大地の芸術祭》とは何であったのか?──2000年代日本現代アート論 彦坂尚嘉/木村静
そもそもこちらが《こたつ問題》だった。越後妻有トリエンナーレのツアー2日目の夜、ある作品を見たことについて議論が沸き起こる。この時点でもっともインパクトのあった作品について話していたこのトークが、今回の越後妻有トリエンナーレにおける一つの問題提起になるはずだった。途中、五十嵐太郎さんが謝る場面も。しかし翌日のそれを上回る驚きによってかき消され、問題は違う形で提起されることになった。それが「こたつ問題」だったというわけです。しかし両者の問題は連続しており、この日のトークは翌日への重要な伏線であり、背景となっています。冒頭しばらくは、ツアー2日目に見た様々な作品について話しています(2009年8月10日、越後妻有川西エリア銀河荘にて)。

越後妻有アートトリエンナーレ
聴く: 越後妻有トリエンナーレ特集「『こたつ問題』への伏線」
(MP3形式、35.8MB、52分09秒)

出演者:五十嵐太郎(建築批評家)+山田幸司(建築家)+玉田俊雄(ギャラリスト、アート・コンサルタント)+太田丈夫(美術研究家)+田嶋奈保子(アーティスト)+中川晋介(アーティスト)+木村静(フリーメディア活動家)+松田達(建築家)

関連URL:
越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭 2009
ツマリ楽園(作品番号176)

井坂幸恵さん(スパイクガールズ)&山田幸司さん(56FC)という迷コンビが、今年のa-cupを斬る(?)トークの後半。数々の名場面に触れながら、MVPを取った京都ケマリ倶楽部14番の伝説的な女の子、中学生でハットトリックを取った天工人の山下保博さんの息子さんら、今年のa-cupで注目だった人々について振り返ります。そして、スパイクガールズと建築系ラジオから、独自に(勝手に)数多くの賞を発表し、プレゼントも贈ることになりました。連絡先が分からない人が多いので、建築系ラジオのメールに連絡頂ければ、賞品をお送りできるはずです。後半ガールズトークです(2009年7月5日、銚子からの帰りの高速バスにて)。

テーマ討議
聴く: a-cup 2009を振り返る(後半)「スパイクガールズ賞&建築系ラジオ賞発表」
(MP3形式、15.1MB、21分59秒)

出演者:山田幸司+井坂幸恵+五十嵐太郎+天野裕子+松田達

なお、所属チームは下記の通りです。
井坂幸恵、五十嵐太郎、天野裕子(スパイクガールズ)
山田幸司、松田達(56FC)


関連書籍:
mundaneum.jpg
『ムンダネウム』(ル・コルビュジエ、ポール・オトレ 著/山名善之、桑田光平 訳、筑摩書房)

vector_yamada.jpg
『VectorWorksで学ぶ ラクラク建築パース作成マニュアル』(山田幸司 著、エクスナレッジ)
越後妻有トリエンナーレへの合同ツアー三日目の夜、今回のツアーで見た作品について、主に建築系の作品についての総括討議をしました。美術と建築との境界をめぐって、越後妻有トリエンナーレが示しているものは何か?建築側の人間は美術展において何を考えるべきなのか?R&Sie建築事務所《アスファルト・スポット》、山本想太郎《建具ノニワ》、東京都市大学手塚貴晴研究室+彦坂尚嘉《黎の家》、名古屋工業大学伊藤孝紀研究室《ツマリ楽園》、大杉哲也+伊藤友隆/pop-up-tokyo《みんなのこたつ》、月影の郷(4学共同プロジェクト)《やねキノコ地域の魅力、再発見。》などに触れながら話しました(2009年8月11日、越後妻有津南エリアかたくりの宿にて)。

越後妻有アートトリエンナーレ
聴く: 越後妻有トリエンナーレ建築系総括「美術と建築の境界をめぐって」
(MP3形式、14.4MB、20分59秒)

出演者:五十嵐太郎+山田幸司+田嶋奈保子+中川晋介+木村静+小池美津貴+松田達

関連URL:
越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭 2009
一周年トークの後半。様々な形で建築系ラジオの一年を振り返ります。どのコンテンツが面白かったのか、面白さとは何なのかということについて、大同大学の山田研究室にて多くの人たちとともに語りました。難しいといわれたr4のいくつかの配信に対して、松田へのダメ出しが噴出。学生からも直接意見を聞き、意外に2部の人気が高かったことも明らかになりました。また今後の収録場所、出版計画、新しい方向性などについて。さらにある若手建築家への呼びかけもあります(2009年7月24日、大同大学 山田研究室にて)。

テーマ討議
聴く:建築系ラジオ一周年(後半)「面白さとは何かについて考える」
(MP3形式、15.4MB、22分28秒)

出演者:五十嵐太郎+南泰裕+山田幸司+村上心+松田達ほか
建築系ラジオから大事なお知らせがあります。アート・スタディーズと建築系ラジオによる越後妻有アートトリエンナーレの合同ツアー3日目の夜、山田幸司さんによる謝罪会見がありました。そしてある問題作をめぐり、通称「こたつ問題」の欠席裁判へ。建築系ラジオが送る「出会い系カフェ問題」以降、最大の問題作。今後のアイディアコンペのあり方の是非も含め、美術系と建築系のメンバーが混じって討議します。果たしてその行方は?(2009年8月11日、越後妻有津南エリアかたくりの宿にて)。

越後妻有アートトリエンナーレ
聴く: 建築系ラジオ緊急謝罪会見「『こたつ問題』欠席裁判」
(MP3形式、28.7MB、41分45秒)

出演者:五十嵐太郎(裁判官)+山田幸司(検察側)+松田達(弁護側)+彦坂尚嘉(参考人)+太田丈夫(裁判員)+田嶋奈保子(裁判員)+杉浦貴美子(裁判員)

関連URL:
越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭 2009
みんなのこたつ(作品番号153)
五十嵐太郎のブログコメント(1685 : こたつ問題)

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