2010年3月アーカイブ

建築学科の二年生と三年生の間には、どのような違いがあるのだろうか?実は、同じように見えてこの二つの学年は、建築を勉強していく上でとても重要な違いを持っているかもしれない。学校による違いも大きくあるはずですが、南さんはこの時期に「人生の岐路」があるという。春休みのオープンデスクで東京を訪れた3人の学生とともに、リアルな立場からの率直な意見を聞いてみました。一人が三年生(新四年生)、二人が二年生(新三年生)です。南、松田の経験論も加えて、議論が展開していきます(2010年3月22日、渋谷某所にて)。

テーマ討議
聴く: 建築学科の二年生と三年生の間
(MP3形式、12.9MB、26分56秒)

出演者:江野友里恵+鍋田莉江+大山勇人+南泰裕+松田達

出演学生プロフィール
江野友里恵(熊本県立大学新四年生)
鍋田莉江(信州大学新三年生)
大山勇人(信州大学新三年生)
山田幸司さんが話した回で、まだ配信していないものがありました。村上兄ィの建築系人生相談、実は山田幸司さんが村上心先生に相談するというヴァージョンです。上がり症で緊張しやすい、という悩みを打ち明ける山田さんに対し、村上先生はどう応えるのか。ある一つの質問から、山田さんの悩みの核心が幼少時代にあったことが明らかになってきます(2009年7月24日、名古屋某所にて)。

ML-村上兄ィの建築系人生相談
聴く: 村上兄ィの建築系人生相談「山田幸司」
(MP3形式、7.5MB、15分41秒)

出演者:山田幸司+村上心
新たな10年間に向けて、2010年の抱負(?)と構想。皇居美術館空想、2年に1度行われてきた「建築と美術のあいだ」第3回目の"マイクロビエンナーレ"、「深川ラボ」での山田幸司遺作「段ボール茶室」展示、気体分子ギャラリーの整備、......博士論文?? 南さんは遅延のメディアとしての建築において、物質性が浮上すると予言。彦坂さんは流通の時代の(したがってすぐに壊されてしまう)建築が、サントームsinthome(症状=創造)の時代の建築になると予言。他者を排除する自我中心の芸術は、施主の欲望をうけてその中に作り手の欲望を滑り込ませる芸術に変わるべきと主張しました。集団ヒステリーのようなウェブに、〈公/私〉が溶解し、人間の原始的な欲望を組み込んだコミュニケーションの形がみえる、という診断。「建築系美術ラジオ」第0回収録シリーズです。(2010年1月4日、彦坂尚嘉アトリエ=藤沢市にて)。

AR-美術系ラジオ
聴く: 建築系美術ラジオ「新春の集い」4
(MP3形式、10.9MB、23分15秒)

出演者:白濱雅也+栃原比比奈+彦坂尚嘉+天内大樹+南泰裕

48A: 血液型建築家論序説

血液型と建築のあいだには何か関係はあるのか?春休みのオープンデスクで集まった学生らの間で、血液型の話題がよく出た。そこで建築に絡ませながら、彼らと血液型について語ってみました。ちょうど4つの血液型すべてが揃ったメンバーでの収録です。不思議なのは、血液型の話はいたるところでされているはずなのに(個人的な経験では学生、社会人を問わず、その話題は特に飲みの席で相当あった)、言説としてはまったく出回らない。このギャップはなにか?今回はたたき台として、多くの反論があることも知りつつ、自由に語るとこうなったという内容を配信してみたい。むしろこれが現状であると。迷信(?)とされる血液型論が建築関係者にも広まっていて大きな問題があるとすれば、この機会にその是非について自覚的に考える人が増えることは、悪くないことだと考えます(2010年3月、松田達建築設計事務所にて)。

*注:今回のファイルでは、血液型をテーマに話しています。血液型の話を聞くことを不快だと感じられる方は、内容を聞かれないようにして頂くか、あらかじめその点ご了解の上、ご視聴をお願いできれば幸いです。ただし、タイトルから誤解があるかもしれませんが、血液型によって建築家を分類したり、こういう傾向があると断定したりする内容では一切ありません。基本的には血液型談義を建築に絡ませて楽しむ内容ですので、その点どうぞご了承下さい。


松田事務所の日常
聴く: 血液型建築家論序説
(MP3形式、10.6MB、22分08秒)

出演者:松田達+笠井勇+近藤隆太+瀧塚寧孝+鍋田莉江+松岡舞

出演者プロフィール
笠井勇(かさい・いさむ)
1983年生まれ。O型。笠井工務店。
近藤隆太(こうどう・りゅうた)
1989年生まれ。AB型。信州大学工学部建築学科。
瀧塚寧孝(たきづか・やすたか)
1989年生まれ。B型。東京大学教養学部。
鍋田莉江(なべた・りえ)
1989年生まれ。B型。信州大学工学部建築学科。
松岡舞(まつおか・まい)
1990年生まれ。B型。豊田工業高等専門学校建築学科。
2010年3月23日からの展覧会を控えた建築女子が、建築男子について語ります。 つまり「建築女子から見た建築男子」。男子と女子の違いや共通点、また作品への影響などが、様々に語られます。建築男子は草食系男子!?そしてオトメンとは何か?最近の男女の関係について、各学校でもいろいろあるようです。五十嵐さんからの展覧会への推薦文も(2010年3月5日、南洋堂書店N+ギャラリーにて)。

建築グループインタビュー
聴く:建築女子「建築男子を語る」
(MP3形式、11.2MB、24分33秒)

出演者:島矢愛子+植松千明+今野未奈美+加藤悠+富永美保+南泰裕+松田達

建築女子メンバー
島矢愛子(日本大学理工学部建築学科)
渋谷舞(日本大学理工学部建築学科)
植松千明(信州大学)
今野未奈美(東海大学建築学科)
加藤悠(日本女子大学)
冨永美保(芝浦工業大学工学部建築学科)
田中蘭(芝浦工業大学建築工学科)

関連リンク
建築女子HP
建築女子展覧会「私たちのアトリエ...女子だけ?!」
南洋堂書店
本が「売れる」ために、芸術家(建築家)はどれほど「とがる」べきか。〈売れる/とがる〉、あるいは〈ハイアート/ローアート〉は、決して二項対立ではないのではないか。芸術の、あるいは建築の役割、言い換えれば芸術家や建築家の社会における役割はなにか。人々にまだ見えぬ世界を提示するのか、人々を統合するのが先か。「意識の痛点」を突く「建築」と、凡庸で退屈な日常。建築の骨組と、絵画の骨組の比較は、時間をおいて「透明性」の議論につながります。栃原さんの作品評も含め、議論が暖まってきたので、30分越えの長大番組を「建築系美術ラジオ」第0回収録シリーズからお送りします。(2010年1月4日、彦坂尚嘉アトリエ=藤沢市にて)。

AR-美術系ラジオ
聴く: 建築系美術ラジオ「新春の集い」3
(MP3形式、17.6MB、37分30秒)

出演者:白濱雅也+栃原比比奈+彦坂尚嘉+天内大樹+南泰裕
カリスマ建築ガールズ第11回は、せんだいデザインリーグ2009 卒業設計日本一決定戦にて「日本二」を受賞した京都大学大学院の千葉美幸さんです。千葉さんに対し、梅林克さんと山田幸司さんから様々な厳しい質問が投げかけられます。ライバルは大西麻貴さんではないか?という質問に対して千葉さんは果たしてどう答えるのか。YSSK TIMEも出演しています。最後は千葉さんから大きな問いが(2009年10月11日、京都某所にて)。

カリスマ建築ガールズ
聴く: 第11回「京都大学大学院 千葉美幸さん」
(MP3形式、9.9MB、20分43秒)

出演者:千葉美幸+梅林克+守行良晃+山本真也+山田幸司+五十嵐太郎

・出演者プロフィール
千葉美幸(ちば・みゆき)
京都大学大学院工学研究科建築学専攻 高松伸研究室。せんだいデザインリーグ2009 卒業設計日本一決定戦にて「日本二」を受賞。

2010年3月14日、前田紀貞さんのアトリエ内バーTENZOにて、第二期建築系ラジオとして、最初の全体討議を行います。企画は新コアメンバーの倉方俊輔さん、概要は以下の通りです。ぜひお誘い合わせの上、お越し下さい。


*


建築系ラジオ公開収録「テン年代の建築を考える」in 建築サロンTENZO(典座)

<日時>
2009年3月14日(日)17:00-19:30(16:30開場)

<会場>
建築サロンTENZO(典座)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~norisada/TENZO/11map.html
参加無料、予約なしでどなたでも聴きに来れます。直接こちらにお越し下さい。
〒201-0003 東京都狛江市和泉本町1-9-5グラスハウス1F
(小田急線狛江駅下車、北口から徒歩5分)

<テーマ>
「テン年代の建築を考える」

<出演者>
ゲスト/前田紀貞、能作文徳、403 architecuture
コアメンバー/五十嵐太郎、南泰裕、倉方俊輔、松田達、大西麻貴

<スケジュール>
17:00-17:30 前田紀貞「建築サロンTENZO(典座)への思い」

17:45-19:30 「テン年代の建築を考える」
1.2010年代の建築で何が大事になるか
・大西麻貴
・403 architecuture
・前田紀貞
・能作文徳
・五十嵐太郎

2,ディスカッション:テン年代の建築を考える
ゲスト+コアメンバー+パートナー+会場


*

<アンケート>

なお、この収録にあわせ「テン年代の建築」をどう考えるのか、多くの皆様からのご意見を伺いたいと思っています。下記のフォーマットをお使い頂き、--- から ---までの内容を、こちらに、送って頂ければ幸いです。短いコメントでも構いませんので、ちょっとした意見などぜひお待ちしております。

頂いたメッセージは、コアメンバー全員が目を通し、当日いくつかを読み上げたいと思います。送って頂いた内容、公開される可能性があるということ、ご了承下さい。読み上げられたメッセージを書いて頂いた方には、コアメンバーからのプレゼントを予定しています。また、読み上げられなかったメッセージも、建築系ラジオHPにて掲載予定です。


---

建築系ラジオ「テン年代の建築、私はこう考える」アンケート

(非公開希望の項目は、未記入として下さい)

1. お名前 [ふりがな](匿名、ペンネーム希望の方は、その旨お書き下さい)

2. 年齢(20台前半などでも可)

3. 性別

4. 所属(大学、勤務先など、公開出来る範囲で)

5. 居住地(都道府県名、都市名など)

6. 2010年代の建築に関する私説(字数はいくらでも構いません。読み上げに長い場合は、部分的に読み上げる可能性があること、ご了承下さい)

---


梅林克さんと山田幸司さんによる「伝説のトーク」、もしくは山田さんいわく「二人がただの酔っ払いのオヤジになるまで」。その後半は、梅林克さんが高松伸建築設計事務所を辞めるところからはじまります。200人を越すという高松事務所の歴代所員の中で、梅林さんは、唯一クビになったのだという。その時の話を、twitterやustによる場外からの制止をものともせず、梅林さんが語ります。もはや歴史的な出来事が語られていると言ってもよいだろう、貴重な話。語りの真骨頂がここに(2009年10月11日、京都某所にて)。

建築家になる方法
聴く: 伝説のトーク「梅林克 x 山田幸司」(後半)
(MP3形式、18.5MB、25分44秒)

出演者:梅林克+山田幸司
2006年と2008年に開かれた彦坂さんと南さんによる「建築と美術のあいだ」展に併せて開かれたシンポジウム記録を印刷媒体で「出版するか、否か」。電子出版(による生き残り)の可能性が様々に探られているなかで、物質としての書物を手許に引き寄せ、紙とインクという形態で長く残すという態度もあり得ます。書物をめぐる議論は、いつしかTwitterなど新たな形のメディアについての議論を通過し、書物を支えてきたはずの都市人口が全人類に占める割合(=都市人口率)という大きな話へ。「建築系美術ラジオ」第0回収録シリーズです。(2010年1月4日、彦坂尚嘉アトリエ=藤沢市にて)。

AR-美術系ラジオ
聴く: 建築系美術ラジオ「新春の集い」2
(MP3形式、7.9MB、16分55秒)

出演者:白濱雅也+栃原比比奈+彦坂尚嘉+天内大樹+南泰裕

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